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廃プラスチック吹込設備

概要

2020年以降、多種多様な廃棄物の激増が社会問題となっており、廃棄物のリサイクルが各業界で進んできております。
その中でフラフ、RDF等の廃プラスチックを各種燃焼炉の燃料として利用する動きが高まっており、当社では廃プラスチックを燃焼炉内へ安定供給できる吹込装置を多数設計・納入してきております。

環境負荷低減に向けた、廃プラスチックのサーマルリサイクル&ケミカルリサイクル設備の安定稼働に技術で貢献し、持続可能な社会実現を目指します。

設備全体構成 事例集

高背圧用 空気圧力押出排出型

高背圧用 機械排出型

低背圧用 汎用型

低背圧用 高性能型

廃プラ吹込設備 設備構成 事例

当社ではお客様の操業設備内容、吹込要求値に応じて、多種多様な設備設計が可能です。
ここでは、前述の設備全体構成区分の内、『低背圧用 高性能型』における装置事例をご紹介いたします。
廃プラ吹込設備 概略図
実施例
DEC式廃プラ吹込設備は上図のように、1.叩解装置、2.定量排出装置、3.連続計量装置、4.ジェット加速器の4つの機器によって構成されています。

1.叩解装置(ピン形攪拌機)

多数のピンを軸上に取り付けた攪拌器を回転させることによって、廃プラの圧密を防止し、棚吊りの発生を抑えます。

2.定量排出装置(多重軸スクリューフィーダ)

貯蔵タンクのしぼり部をなくすことができ、叩解装置の攪拌効果も相まって廃プラの棚吊防止効果をさらに高めます。

3.連続計量装置(ループスケールコンベヤ式計量装置)

計量装置を用い、秤量器を貯蔵タンクから切り離すことで、排出速度を連続的に計量できる・検出精度が高いといったメリットが得られます。

4.ジェット加速器 (攪拌機付高圧ガス加速器)

加速器内部にはモータ駆動の攪拌羽根が設置されています。
また、廃プラの閉塞が発生しないようにジェットノズルを適所に設置しています。

廃プラ 参考写真

当社で廃プラ吹込実績がある代表写真になります。
この他、フィルム品、破砕品での吹込み実績がございます。詳しくは当社までお問合せ下さい。
圧密品(RPF)
成型品プラスチック
フラフ

納入実績

用途
種類
吹込能力
[kg/hr]
タイプ
納期
高炉
フィルム/造粒品/硬質品
MAX 1,800
高背圧式
1995年
試験高炉
フィルム/造粒品
25〜100
圧式
1999年
高炉
ペレット
180〜2,100
圧式
2000年
セメントキルン
フラフ
250〜1,250
圧式 高性能型
2000年
カルサイナー
紙オムツ
500〜3,500
圧式 高性能型
2000年
ガス化溶融炉
硬質品/フラフ
5〜50
圧式 汎用RV型
2000年
発電用ボイラー
ペレット
32〜320
圧式 汎用RV型
2001年
発電用ボイラー
乾燥汚泥
51〜510
圧式 汎用RV型
2001年
セメントキルン
軟質品
MAX 6,000
ジェット加速器
2001年
発電用ボイラー
軟質品
MAX 6,000
圧式 汎用SC型
2002年
セメントキルン
軟質品/硬質品/木屑/紙
500〜3,000
圧式 高性能型
2003年
セメントキルン
軟質品
100〜1,000
圧式 高性能型
2003年
バイオマスボイラー
軟質品/硬質品
700〜7,000
圧式 汎用型
2008年
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