概要
通常KRと呼ばれる設備で、溶銑にインペラーを浸漬させ、回転させる事で溶銑を攪拌し、不純物を除去します。
脱硫処理として、溶銑予備処理が開発された当初から有った技術ですが、弊社独自のノウハウと研究開発により、さらなる進化を遂げ、高脱硫が可能です。
脱硫処理として、溶銑予備処理が開発された当初から有った技術ですが、弊社独自のノウハウと研究開発により、さらなる進化を遂げ、高脱硫が可能です。
特長
- 安定した深脱硫の実現
キャリッジのローラー拘束方式はスプリング式を採用。
振動値を抑えながら、高速攪拌(回転)中のキャリッジの昇降が可能です。
また、脱硫剤投入はBlasting方式を採用しています。
これらにより、安定した深脱硫が可能です。
- コストダウン&環境対策
脱硫剤投入においてBlasting方式を採用することにより、添加方式と比較して、30%程度脱硫剤の原単位削減が可能となります(当社比)
これにより、脱硫剤消費量減によるコストダウンと、スラグ発生量減による環境負荷の少ない操業が可能となります。
KRキャリッジ 3Dモデル
インペラ―
KR 外観
2019年 宝山鋼鉄へKR設備を納入
安定操業・コストダウン・環境負荷低減に寄与したことを称えられ、表彰状を頂きました。
安定操業・コストダウン・環境負荷低減に寄与したことを称えられ、表彰状を頂きました。
納入実績
国内外44設備(2024年3月現在)